新潟市で19日と20日に女子の硬式野球の大会が開かれ、創部2年目の新潟医療福祉大学が出場しました。相手は、去年完封負けを喫した強豪校でした。

新潟市で開催された女子硬式野球 新潟大会。
新潟医療福祉大学 女子硬式野球部は福井県の福井工大福井高校と対戦です。

創部2年目の新潟医療福祉大学はこの春に新1年生を迎え、部員26人とパワーアップしました。

3回、1アウト3塁のチャンスでキャプテン小川がライト前にタイムリーを放ち、先制点をもぎ取ります。

創部1年目の去年、新潟医療福祉大学が初めての公式戦で戦った相手が福井工大福井でした。その時は1点も奪えず、0対3の完封負けでした。

しかし、創部2年目の今年は着実に実力をつけていました。
5回表にもキャプテン小川の会心の1打で1点を追加します。

ただ、相手は女子高校野球で日本一に輝いたことのある強豪。黙っていませんでした。
5回ウラには福井の打線が爆発。一挙3点を返され逆転されます。

それでもなんとか食らいつき、最終回を3対3の同点で終え、ノーアウトランナー1・2塁から始まるタイブレークに突入。

新潟医療福祉大学は3点を追加しますが、相手のバントに対し痛恨の送球エラーで試合終了。一歩及ばず惜しくも1回戦敗退となりました。

【新潟医療福祉大 女子硬式野球部  後藤桂太監督】
「きょうは結果的にはやられましたけど、一人一人がよく自分の力を出し切れたなって思います」

【新潟医療福祉大 女子硬式野球部 小川舞 主将】
「最初リードしていて、でもその中でミスも多くて、福井工大福井は去年も戦って負けた相手だったので、リベンジだったんですけど届かなかった。人数も増えてベンチの中の雰囲気もずっと良くて、それに関しては良かったかなと思います」

この大会には開志学園高校も出場していましたが、準決勝で福井工大福井に敗れ、福井工大福井が優勝しました。
新潟医療福祉大学は5月に行われる全日本大学選手権に出場する予定で、ベスト4という目標を掲げています。