福島第一原発2号機で行われている燃料デブリの2回目の取り出しについて、東京電力は21日、装置でつかんだデブリの放射線量を測定しています。

福島第一原発2号機では、釣りざお式の装置で、燃料デブリの2回目の試験的な取り出しが行われています17日に前回よりも1~2メートルほど奥の、格納容器の中心に近い場所で、推定7ミリ以下の大きさのデブリをつかみ、20日までに格納容器の外に取り出されました。

東京電力は21日、デブリの放射線量を測定し、基準値以下であれば、22日以降デブリを運搬用の箱に入れ、その後、専用のコンテナに移し、取り出し作業を終える予定です。取り出したデブリは、前回と同じ茨城県の施設で分析作業が行われます。

※画像は東京電力HD提供