ウクライナへの軍事侵攻を続けるロシアのプーチン大統領が一方的に表明していた一時停戦が、日本時間の午前6時に終了しました。ただ、期間中も双方が攻撃を続けていると非難し、停戦は不発に終わった形です。
プーチン大統領は、キリスト教の復活祭=イースターにあわせ、30時間の一時停戦を表明していました。
しかし、ウクライナのゼレンスキー大統領はSNSで「ロシア軍は1882回砲撃するなど、2935回、停戦に違反した」と主張。ロシア国防省も停戦発表後にウクライナ軍が東部ドネツク州のロシア軍の陣地への攻撃を試みたほか、ドローン攻撃や砲撃も続いたと発表しています。
さらにタス通信によると、ペスコフ大統領報道官は「プーチン大統領は停戦の延長を命じていない」と明らかにしました。
一方、ゼレンスキー氏は民間インフラ施設へのドローンとミサイルによる攻撃を少なくとも30日間停止する部分的な停戦を新たに提案しています。
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