石川県内の2月の有効求人倍率は1・62倍と、3か月連続で前の月を上回り、全国でも3番目の高い水準となっています。

石川労働局によりますと、職を求める1人に対し何件の求人があるかを示す、2月の有効求人倍率は県内全体で1・62倍となり、前の月から0・02ポイント増えました。

これは3か月連続での上昇となり、全国で3番目に高い水準となっています。

新規での求人倍率は、2・90倍と前の月から0・1ポイント減少し、新規での求人数も前の年の同じ時期に比べ6・3ポイント減少していますが、卸売業や小売業、医療・福祉の分野では、引き続き高い求人数となっています。

また地域別の有効求人倍率は、白山で2・13倍、加賀で1・90倍など前の年の同じ時期に比べ最大で0・5ポイント近く上昇しており、輪島でも1・30倍と、去年9月以来、求人者数が求職者数を上回る状態が続いています。