伊豆半島で捕獲されたシカやイノシシの肉を使い、下田高校の生徒が考案したジビエ料理が4月19日、地元のホテルで提供されました。
シカの肉を添えた「冷やしジビエ蕎麦」に、イノシシの肉を使った「ジビエのパエリア」。
下田高校生活科学部の生徒がレシピを考案しました。
4月19日は、生徒が盛りつけを行い、河津町の「伊豆今井浜東急ホテル」のランチでジビエ料理を提供しました。
<食べた人>
「柔らかい。臭みも全然ないし、軟らかくておいしいです。おかわりしよう」
「おいしいです。パエリアの味も染みてて、全然臭みとかない」
生徒たちは2024年から、「獣(けもの)と人の共存」をテーマに、地元で捕獲される動物の肉を使ったジビエ料理を考え、2024度の「ジビエ料理コンテスト」では、「猪肉の蒸し野菜」というレシピで、最高賞の農林水産大臣賞に輝きました。
<下田高校生活科学部3年 長島成咲さん>
「こういう大きな賞が取れたというのは、本当にうれしいことです。家でジビエ料理を調理するのは、とても難しいので、お店や、こういうビュッフェなどの場で、ぜひ食べてもらいたいです」
今回の料理は、4月21日まで地元ホテルのランチで味わうことができます。
注目の記事
強度行動障害のある28歳息子と初めて離れて暮らす決断 「自分たちが世話が出来なくなる前に」両親はパニックに対応できる施設を6年間探す...届いた「受け入れ可能」のメール

「保険が不正使用されている」記者に詐欺電話 “だまされたふり”続けるとオンラインで事情聴取 警察官姿の犯人が… 詐欺手口の全貌は

爆買いした戦闘機、その後どうなった? 膨張する“防衛費”国民生活への影響は【報道特集】

思春期中学生の10人に1人 朝起きられないのは「怠け」ではない~中高生に増える起立性調節障害~「当事者親子の声」

「骨が折れやすい難病」9歳の少年 YouTubeで出会った“憧れの先輩” 骨が折れても――始まった挑戦と、亡き母の思い

生徒4人に1人がサッカー部 全国大会常連校で起きた〝裸で土下座〟 『いじり』が遠因ないし原因 発生リスクの高い集団とは 調査報告書がまとまる 熊本









