さらに別の店でも。東大阪市の寿司店「寿しまつもと」では去年7月、同じく電話で「ヤマザキ」と名乗る女性から海鮮丼4人前3600円分の注文を受けましたが、誰も海鮮丼を受け取りに現れず、電話をかけると「たこ焼きグーニーズ」と同じく東大阪市の衣料品店に繋がったのです。
 (寿しまつもと 松本剛さん)
 「30分くらい過ぎても来られなかったのでかけなおしたんです。アパレル店に繋がりました。その時は自分がかけ間違えたのかなと思った。(飲食店がコロナ禍で)頑張っている最中にこういうのされるのは…腹立つというか、(犯人は)何考えているんだろうなと思います」

 「ヤマザキ」を名乗る女性によるウソの注文電話ですが、すでに警察に2019年以降少なくとも15件、同様の被害申告があるということです。実は、連絡先とされている東大阪市内の衣料品店では3年前にも大量注文した出前を送りつけられるなどの被害が80件ほど相次いでいたということで、警察はこれらが同一犯による嫌がらせとみて偽計業務妨害の疑いで捜査しています。