今年4月、有明海に不時着した小型航空機が23日に引き揚げられ、24日に調査が始まりました。2人が死亡したこの事故を受け、海上保安部と佐賀県は初めて合同で救助訓練を実施しました。
◆運輸安全委が機体を調べる
福岡県大牟田市の三池港です。運輸安全委員会の航空事故調査官や海上保安庁が、海底から引き揚げられた小型航空機の機体の状態を調べていました。
事故は、今年4月に起きました。民間の小型機が有明海に不時着し、乗っていた3人のうち80代の男性2人が死亡しました。
◆来年4月ごろまでに報告書
事故から半年あまり、機体は23日、水深16メートルの海底から引き揚げられました。運輸安全委員会は来年4月ごろまでに、事故原因に関する報告書をまとめる方針です。
◆導入された防災ヘリで合同訓練
一方、三池海上保安部と佐賀県防災航空隊は、24日に初めてとなる合同救助訓練を実施しました。佐賀県の防災ヘリは、去年導入されたばかりです。
4月の事故の際は、巡視艇と佐賀県の防災ヘリとの無線がうまくつながらず、負傷者の救助には自衛隊のヘリが代用されました。
RKB永牟田龍太「これから佐賀県の防災ヘリから隊員が巡視艇に降りてきます」
このため、24日は佐賀県の防災ヘリを使った実践的な救助訓練を実施しました。
巡視艇「すいれん」 石内央人船長「船で間に合わないといったときに、今回の訓練でお互いの手法なり分かった上で、救助する側としてもよりリスクを少なくして救助ができて、一人でも多くの命を助けることにつながる」
三池海上保安部と佐賀県防災航空隊は、今後も合同訓練を重ね連携を強化するとしています。
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