オミクロン株対応ワクチンの接種が加速します。接種間隔が「3か月」に短縮され、5回目接種もスタートし、大分市ではサポートセンターが開設されました。

新型コロナの感染が確認されたのは166人で、世代別の陽性者数は、0歳が2人、1~4歳が3人、5~9歳が24人、10代が42人、20代が17人、30代が8人、40代が27人、50代が16人、60~64歳が3人、65~69歳が3人、70代が9人、80代が7人、90歳以上が5人です。

10代が42人と最も多く、若い世代で感染が広がっています。保健所への届け出対象は28人で、うち一人は肺炎症状の中等症です。

大分市の医療機関ではこれまでに6人の陽性が判明し、新たにクラスターとなっています。

新規感染者数は前の週の同じ曜日より23人減り、5日連続で前週を下回っています。一方、ワクチン接種で新たな対応も始まりました。

オミクロン株対応ワクチンの接種加速に向けて接種間隔が「5か月以上」だったのが、10月21日から「3か月以上」に短縮されました。

(井口キャスター)「接種対象者の急増に伴い、大分市役所の第2庁舎では24日から予約サポートセンターが開設されました」

接種券の発送対象が増えたことで11月にかけてコールセンターの混雑が予想されることから、大分市では24日サポートセンターを開設。予約の代行などを実施しています。

(大分市保健所保健予防課・伊東大祐さん)「自分が何回接種したかを覚えていない方も結構いらっしゃるが、今回のオミクロン株の対応ワクチンの接種は3回目4回目5回目の皆さんが対象になるのでもう一度接種があると思っていただければ」

12歳以上が対象となるオミクロン株対応ワクチン。従来株のワクチンを2回以上接種した人が対象で、5回目までの接種が想定されています。

一方、準備が整った自治体から乳幼児の接種も始まります。大分市では生後6か月から4歳を対象に11月9日から接種を開始すると発表しました。対象はおよそ1万7千人です。