罪を犯した人の立ち直りを支援する「保護司」などの取り組みについて理解を深めてもらおうと、「国際更生保護ボランティアの日」の17日、東京都庁前でパレードが行われました。
オランダのハーグで去年4月に開かれた「世界保護司会議」では、「保護司」をはじめとする地域ボランティアの認知を高めてボランティア同士のネットワークを広げようと、4月17日を「国際更生保護ボランティアの日」とすることが決まりました。
制定後、初めて迎えた記念日の17日に、東京都庁前で更生保護に携わるおよそ500人が参加してパレードが行われました。
参加者は更生保護のシンボルカラーの黄色いスカーフを身に着けて練り歩きました。シンボルカラーの黄色は、刑期を終えた男性の再起を描いた映画「幸福の黄色いハンカチ」にちなんでいます。
パレードに先立って開かれた式典に参加した小池百合子都知事は「犯罪や非行の防止、更生を図るために尽力している方々に深く感謝したい」「誰一人取り残さない社会を実現するために、ともに歩んで参りましょう」と呼びかけました。
東京都保護司会連合会の松本真由美会長も「更生保護への社会の理解がさらに深まり、支援の輪が広がってほしい」と話しました。
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