コロナ禍で減少した外国人観光客を大分県内に呼び戻そうと24日から中津市で海外の旅行会社を招いたPRツアーが行なわれています。
インバウンド対策として県が招いたのはシンガポールの旅行会社4社の関係者4人。自然を満喫できるサイクリングを体験しました。
県の観光統計調査によりますと2021年、県内に宿泊した外国人観光客はおよそ1万1800人でコロナ禍前の2019年から98.5%減少しています。
(シンガポールの旅行業関係者)「とてもきれいな木のトンネルですね」
この企画はコロナ禍以降、初めて県が実施しました。10月11日から外国人観光客の入国者数の上限が撤廃されるなど水際対策が緩和。今回は特に個人旅行者の誘致を狙います。
(シンガポールの旅行業関係者)「素晴らしかった全体を通してとても楽しかったです」「大分にきれいな自然があることは知りませんでした。(シンガポールで)絶対におススメしたいですね」
参加者は10月26日まで県内に滞在。杵築市と別府市を訪問して、温泉など大分ならではの観光資源を現地視察します。
(県観光誘致促進室・河室雄士さん)「アウトドアやアクティビティに関するニーズが高まっていると聞いています。水際対策が大幅に緩和されたということで、このチャンスをしっかりと取り込んで行きたいと思います。」
県では、今後アジアやヨーロッパの旅行会社を招きインバウンドの回復を目指します。
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