島根県西部に住む60代の女性が、SNS型ロマンス詐欺の被害に遭いました。被害額は210万円に上っています。
島根県警によると、今年2月頃、女性はSNSを通じて「加藤」と名乗る男性と知り合いました。その後、別のSNSでやりとりを続けるうちに、加藤から投資の話を持ちかけられたそうです。
「今なら金(きん)への投資は損が少ない」と言われ、女性は信頼を寄せていた加藤の言葉を信じてしまいました。
指示通りに暗号資産取引アプリをダウンロードし、新しく口座を開設。2月20日から27日までの間に、女性は10回にわたって合計210万円を振り込んでしまいました。
警察は、SNSで知り合っただけの人を簡単に信用しないこと、短期間で高配当をうたう怪しい投資話に注意することなどを呼びかけていて、もし不審に感じたら、一人で判断せず、すぐに警察に相談してほしいとしています。