新潟県 胎内市では18日、馬が神社の境内を駆け上る「シャングシャング馬」の行事が行われました。一時途絶えていましたが復活し今年で11年目です。
鮮やかな色の装飾を身にまとい練り歩く馬たち。

馬が動くと装飾の鈴が鳴ることから「シャングシャング馬」と呼ばれています。そして…

大きな声援を受けながら急な坂を馬たちが次々と駆け上がっていきます。

豊作を願って毎年4月18日に行われているこの行事。60年以上前に一時途絶えましたが2015年に復活し、今年11年目の開催となりました。

特に盛り上がりを見せたのは元ジョッキーの松原正文さんです。

急な坂道やカーブを見事に駆け上がっていく迫力に観客は引き込まれました。

【地元の中学生は】「『がんばれ!』とか『いいぞその調子だ!』とか掛け声を掛けました」

【地元の人は】「1年に1回祭りみたいなものが楽しめるというのは、私は地元の人間としてうれしいですね」

「シャングシャング馬」が終わると本格的な農作業の時期を迎えます。