◇4月17日(木)@みずほペイペイD/福岡ソフトバンクホークスvs東北楽天ゴールデンイーグルス

チャンスであと一本…。ソフトバンクのもどかしい攻撃が5回まで続いている。前日16日は、8本のヒットを放ちながらも、内野ゴロの間とダブルプレーの間の2得点。15日の7回に廣瀨隆太がタイムリー2ベースを打って以降、17イニング連続でタイムリーが出ていない。

17日は1回、先頭の周東佑京が開幕から16試合連続安打となるレフト前ヒットで出塁すると、すぐさまリーグ単独トップの今季6個目の盗塁をマーク。無死2塁と絶好の先制チャンスを作ったが、後が続かない。

2回は1死から中村晃が投手強襲の安打も、廣瀨、山本が連続三振。3回は2死から2番今宮健太が四球で出塁するも、今季初スタメンの栗原陵矢がファーストライナーに倒れた。

続く4回には、1死から正木がヒットを放つと、その後2塁へ進塁。しかし、慶応三兄弟の三男・廣瀨が見逃し三振に倒れると、スタンドからはため息がもれた。

ソフトバンク先発の前田純は、5回、1死2、1塁と、この日最大のピンチを迎えたが、楽天のゴールデンルーキー宗山をライトフライ、続く小深田をレフトフライに抑え、無失点投球を続けている。

前田純の粘りに応えたい打線だったが、5回は楽天の先発・岸孝之の前に、この日初めての三者凡退に打ち取られた。