現代アートの祭典、瀬戸内国際芸術祭2025がいよいよあす(18日)開幕します。会場のひとつ、香川県高松市沖の女木島(めぎじま)では、レンタサイクルの飾り付けなど、準備が大詰めを迎えています。
高松港からフェリーで約20分の、女木島です。県内でデザインを学ぶ専門学校生6人が、レンタサイクルのかごに自分たちがデザインしたプレートを取り付けました。島の魅力を伝えます。

(デザインした専門学校生)
「女木島にあるリュウゼツランという花なんですけど、華やかな感じのイメージで見せたかったのでそこは工夫した点です」
「島の風を感じてそこにいるネコたちを感じてもらいたいなと」
港の近くでは、あす(18日)からオープンする飲食店も準備に追われていました。

(店の人)
「女木島をいろいろ散策してもらって、そのあとにここにふらっと寄ってもらえたらうれしいです」
島の雰囲気を味わいながらアートを楽しむのが醍醐味です。女木島では、スウェーデンのアーティストによる新作などが訪れる人を出迎えます。

(瀬戸内国際芸術祭実行委員会 今瀧哲之広報グループリーダー)
「瀬戸内の風景・景色の美しさと作品のすばらしさ一緒に味わっていただけたらいいなと思っています」
春・夏・秋の3つの会期で約100日間にわたって楽しめる現代アートの祭典です。あす(18日)はあなぶきアリーナ香川で開会式が行われます。