加工肉の製造や販売を行う企業が、岩手県大船渡市の山林火災で被災した避難者に温かい食べ物を届けました。

温かい食べ物を提供したのは、岩手県紫波町に本社のある「いわちく」です。
16日は37人が避難生活を続ける県立福祉の里センターで、いわちくの社員が県産の豚肉のたっぷり入った豚汁やもつ鍋、いわて牛の焼き肉、厚切りベーコンなどの盛り合わせを用意しました。

大船渡市は大規模山林火災により87棟の住宅に被害が出て、15日時点で避難所2か所に合わせて57人が身を寄せています。
(いわちく 岩崎僚子さん)
「温かい汁物とかお肉を召し上がっていただいて、少しでも元気になっていただきたい」

厳しい避難生活を続ける被災者の心にも温かさを届けていました。