小中学生の学力や学習状況を把握する調査が17日、全国一斉に行われ、山口県内でも公立学校などの児童生徒らが試験に臨んでいます。

全国学力・学習状況調査は、文部科学省が、全国の小学6年生と中学3年生を対象に毎年実施しています。全国的な学力の把握と、指導の充実・改善が目的で、山口県内では公立の小中学校など399校・約2万200人のほか、国立学校と私立学校の一部が対象となっています。

このうち山口市の大殿小学校では、6年生99人が試験に臨みました。

教科は国語、算数または数学と理科です。中学校の理科は、今年度初めてタブレット端末を使って試験が行われます。また、生活習慣や学習環境についても調査されます。結果は7月に公表される予定で、県教委では各学校で授業の改善に活用することにしています。