強さの要…徹底的な基礎固め

そして、左沢高校の強さの要は質にこだわった密な練習。監督との会話を重ねながら、徹底的に基礎を固めます。

なかでも特にきついという、左沢高校ならではの練習メニューが!

息が上がった状態で15秒間の打ち込みと1分間の総合稽古をひたすら繰り返す、「区分稽古」です。

10キロ以上ある防具を身に着けた状態で行うこの稽古は、15秒間の打ち込みだけでも水泳で100メートルを全力で泳ぐのと同じくらいの体力が消耗されるそうです。

貝田裕昭 教諭「意識も、何をって考えられない。その考えられない所に最後の1本が体が自然に反応できる、それをできるのがあの稽古でしたね」

佐藤ミリアさん「体力を維持し続けながらずっと長い時間打っていくのはやっぱりきついものがあるんですけど、試合の中で個人戦となると延長、延長となった時に体力が必要になってくるので、区分稽古は自分にとって必要な稽古だと思っています」