感染すると頬がリンゴのように赤くなることから「りんご病」とも呼ばれる伝染性紅斑について、富山県内の患者数が「警報レベル」を超えたことから、県は、感染予防の徹底を呼びかけています。

富山県内では伝染性紅斑の4月7日から1週間の報告患者数が1定点あたり2.31人と「警報レベル」の2人を超えました。
伝染性紅斑は感染すると頬がりんごのように赤くなります。
発しんが現れる1週間ほど前から微熱や風邪のような症状がみられることが多く、子どもを中心に流行します。
また、妊娠中に感染した場合は、まれに胎児の異常や流産のおそれがあるということです。
県内では伝染性紅斑の患者数が警報レベルを超えたのは、2019年5月以来約6年ぶりです。

主な感染経路は飛沫感染や接触感染で、県は手洗いやうがい、消毒などの感染予防を徹底を呼び掛けています。