先月、さいたま市の中学校の卒業式で学校を休みがちだった生徒6人が平均台に座って式典に出席していたことがわかりました。学校側が生徒らを案内した場所には式典で使われる椅子が準備されていなかったということです。
さいたま市教育委員会によりますと、先月14日、市内の中学校の卒業式で学校側は学校を休みがちだった生徒6人を式典が行われる体育館の2階に案内したということです。
この生徒らの意向を踏まえての対応だったということですが、案内された場所に式典のために用意されていたパイプ椅子は並べられておらず、この生徒6人はその場にあった平均台に座ったということです。
6人は式典が行われたおよそ3時間にわたって平均台に座っていたということで、その後、保護者の一人から「配慮に欠けるのではないか」と市教委に連絡があり、学校側が事実を認めたということです。
市教委によりますと、教員間の情報共有が不十分で、当時、2階には教員が数人いましたが、記録用のビデオ撮影などをしていて、生徒らの状況に気づかなかったということです。
市教育委員会は「非常に配慮にかける行為」として校長を厳重注意し、学校側は生徒と保護者に謝罪したということです。
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