今月13日に投開票が行われた佐久市長選と市議選で、最大で57人の有権者に投票所の入場券が届かなかった可能性があることが分かりました。

佐久市選挙管理委員会によりますと、13日に投開票が行われた市長選と市議選で、茂田井(もたい)地区の最大24世帯57人の有権者に、投票所の入場券が届かなかった可能性があるということです。

「入場券が届いていない」という問い合わせが相次ぎましたが、市の選管は、二重投票につながる懸念があるとして再発行はせず、本人確認をすれば投票ができると防災無線などで呼びかけました。

茂田井地区は、1960年の「昭和の大合併」で当時の望月町と立科町に分かれ、住所と住民登録が一致しない人もいますが、佐久市は居住地をもとに有権者として扱ってきました。

選管は先月28日に入場券を送ったとしていて、今後、届かなかった理由を調べることにしています。