富山県が利用している報道発表資料のメールサービスが、サイバー攻撃による不正アクセスを受けたことがわかりました。

サイバー攻撃による不正アクセスを受けたのは法人向けのメールセキュリティサービス「IIJセキュアMXサービス」です。

メールアカウント数は全国でおよそ407万件で、2024年8月3日以降に不正アクセスを受け、電子メールの情報やサービスに関する認証情報が漏れた可能性があるとしています。

「IIJセキュアMXサービス」は県が報道発表資料のメールサービスとして利用。

チューリップテレビも加盟する県政記者クラブ17社およそ70人分のメールアドレスが登録されているほか、教育記者クラブ12社およそ30人分および県職員4人分が登録されています。
県がメールサービスの運用保守を委託している事業者に確認したところ、15日時点で直近90日間の不正ログインは確認されていないとの報告を受けたということです。ただ、県は情報漏えいの可能性は否定できないとしています。

不正アクセスの発覚を受け、県は事業者に対し、再発防止対策や監視体制の強化、速やかな情報開示を依頼しています。
