現在、若者のあいだで「シーシャ」を楽しむシーシャカフェが大人気。しかし、人気の一方で事故も多発しているようです。

20代に人気 シーシャとは?

高柳光希キャスター:
シーシャは中近東で発祥し、タバコの葉を加熱し発生した蒸気を水を通して喫煙します。ニコチンが含まれている場合、20歳未満は使用することができません。

シーシャは若者の間で大変流行しており、マクドナルドやスターバックスなどよりも店舗数が多いというデータもありますが、なぜここまで増加しているのでしょうか。

TBS報道局 社会部 桝本康平記者:
様々な理由が考えられますが、一つとしてコロナ禍で飲食店が閉店し、その居抜きでシーシャカフェが増加したといわれています。

全国のシーシャカフェの開店数は、コロナ禍の2022年が1124店舗でしたが、2023年は1532店舗、2024年は1967店舗と年々増加しています。

高柳キャスター:
ここまで店舗数が増加するということは、需要があるということだと思いますが、なぜここまで人気になっているのでしょうか。

桝本康平記者:
シーシャカフェの利用者からは、「リラックスできる」、「飲み会の二軒目としてのんびりできる」、「オシャレな店内が好き」、「紙タバコは吸わないけどシーシャは吸える」といった声が、取材を通して聞こえてきました。

井上貴博キャスター:
フルーツ系のフレーバーなどが多く、紙たばこだと1本数分しか持たないのが、シーシャは1時間以上長く吸っている人が多く、ゆっくりできるイメージがあります。

スポーツ心理学者(博士) 田中ウルヴェ京さん:
トルコのイスタンブールなどには、本当にシーシャカフェは何軒もありますが、コミュニケーションの場所だと言いますよね。

出水麻衣キャスター:
すごく華やかな香りが漂いますよね。