■プロ野球・日本シリーズ第2戦 ヤクルト3-3オリックス ※延長12回引き分け(23日・神宮)

ヤクルトはオリックスとの日本シリーズ第2戦は延長12回の死闘の末、引き分けで幕を閉じた。日本シリーズでの引き分け試合は18年の広島-ソフトバンク(第1戦)以来9度目で、ヤクルトは9度目の出場で初。試合時間は5時間を超え、10年の中日-ロッテの第6戦(5時間43分)に次ぐ、シリーズ史上2番目に長い熱戦となった。

この日はオリックスに先制を許すと流れを作れず、打線は8回まで8安打無得点で残塁11と拙攻が続いていた。0-3と3点を追う9回裏、宮本のヒット、塩見の四球で無死一・二塁とすると、日本シリーズ初打席の代打・内山壮真がオリックス阿部に対し、カウント2ー2から起死回生の同点3ランを放った。日本シリーズでの代打ホームランは過去30人で、初打席での代打アーチは史上5人目の快挙。

延長10回は宮本、11回は代打・奥村がヒットで出塁し一打サヨナラのチャンスを作るが、後続がランナーを返せず12回に突入した。12回表は2死一塁の紅林の打席で、ワイルドピッチでボールがダグアウトに入りランナーは三塁へ進むが、続く伏見をサードライナーに打ち取りピンチを切り抜けた。12回裏は近藤に対し、3者凡退に倒れ痛み分けとなった。

日本シリーズ初マウンドとなった先発・サイスニード(30)は、4回71球を投げ6安打2失点(自責1)。リリーフ陣は5回以降、大西、石山、今野、マクガフ、清水、田口、木澤が気迫の投球で何とか1失点で抑えた。第1戦勝利のヤクルトはこれで1勝1分とし、25日から京セラドームでの戦いに挑む。

序盤は両チーム同点のまま迎えた3回、サイスニードは先頭・紅林に2ベースヒットを打たれると、1死三塁から先発の山﨑福にライトへの先制タイムリーを浴びた。さらに安達のヒットで1死一・二塁となると、宗にもライト前へ運ばれ、サンタナの捕球ミスの隙に山﨑が生還し2点目を奪われた。続く中川三振のあと、吉田正を敬遠で2死満塁とするが、杉本は三ゴロに抑えピンチを切り抜けた。

投手陣は5回から継投に入り、2番手・大西は安達にヒットを許すと、2死三塁から吉田正を2打席連続の申告敬遠で一・三塁に。ここで杉本のボテボテの三ゴロがタイムリーとなり0-3とリードを広げられた。

後半の打線は6回にオスナ、7回は塩見がヒットで出塁するが後続が打てず。8回はオスナ、中村の連打からサンタナが四球で2死満塁とチャンスを迎えるが、長岡が空振りの三振に倒れた。