2024年6月、富山県滑川市の沖合で43歳の男性が潜水作業中に死亡した事故で、指揮監督だった漁船の船長が書類送検されました。

業務上過失致死の疑いで書類送検されたのは、滑川春網定置漁業協同組合の組合長の男性です。

滑川市の高月漁港沖合では2024年6月12日、定置網のロープを切断するため潜水作業を行っていた43歳の男性が死亡しました。

伏木海上保安部によりますと、亡くなった男性は潜水経験が少ないにもかかわらず、1人で作業にあたっていて、補助用のロープも使用していなかったということです。
伏木海上保安部は当時、作業の指揮監督をしていた組合の組合長で漁船の船長だった男性が必要な注意を怠っていたとして、15日付けで書類送検しました。