須坂市が進める小中学校の再編計画について、市内の保護者たちが14日、小規模校の存続も含めた慎重な検討を要望しました。

須坂市教育委員会に要望書を提出したのは、須坂市豊丘小学校の6年生の保護者有志の5人です。

市教委は現在15ある小中学校を、将来的に小中一貫教育を行う4つの学校に統合再編する「須坂学園構想」を進めています。

基本方針の案では、児童数が全校で47人と小規模化している豊丘小を須坂小に統合する計画で、保護者有志は「関係者の声を聞いた上での計画とは到底思えない」と戸惑いを示しています。

市教委は今後、学校や地域ごとに「須坂学園構想」の説明会を開き、今年度内に基本方針を決めたいとしています。