サッカーJ1で、史上初の「中国ダービー」です。ファジアーノ岡山はおととい(12日)、アウェイでサンフレッチェ広島と対戦し、1対0で勝利しました。

J1史上初の中国ダービー。会場に集まった約2万6千人のサポーターの中には、友人同士で応援するチームが違うという人の姿も…。

(友人同士)
「僕は広島を応援します。」「岡山を応援します。」「お互いいい試合を。」

(ファジアーノサポーター)
「今までやっぱり広島さんと試合をしたかったです。勝ちます」

対するのは、Jリーグ創設時から戦うオリジナル10のサンフレッチェ広島です。白のユニフォーム、ファジアーノは前半から積極的に攻撃を仕掛けるも堅い守りにはばまれます。試合が動いたのは後半13分。

こぼれ球に反応した佐藤が値千金の中国ダービー初得点を決めます。その後、広島の猛攻を受けますが守護神・ブローダーセンがファインセーブを連発。1点を守り切り見事、勝利。チームは順位を4つ上げ4位となっています。

(木山隆之監督)
「勝ちへの執着心をしっかり出しながら、ゴールを割らせない、みんなで守り切ってやれたのはよかったかなと思います」

(サポーター)
「初対戦で勝てるとは思っていなかったので、感無量です」

(サポーター)
「最高です。広島まで来た甲斐がありました」

次節は今月(4月)20日ホームで8位の鹿島を迎え撃ちます。