宮城県内産の養殖ギンザケが12日朝、石巻魚市場に今年初めて入荷しました。例年より1か月ほど遅れたものの、初入札では過去最高値で取り引きされました。
石巻魚市場では12日朝、石巻市鮎川浜から運び込まれたギンザケおよそ5トンが大きさごとに選別されました。
例年、養殖ギンザケの入荷は3月中旬に始まりますが、2024年秋の高水温で海上のiいけすに稚魚を放す時期が1か月ほど遅れ、魚市場への入荷も初めて4月にずれ込みました。
漁業関係者
「(現在は)例年並みに宮城県沖の水温が下がってきているので7月中旬ぐらいまで出荷できるのではないか」
初入札では、回転寿司など生食需要の高まりから最高値は1キロ当たり1650円となりました。去年を300円以上上回る過去最高の価格だということです。