大分県豊後大野市の県立農業大学校で11日入学式が行われ、新入生が最新の農業技術を学ぶ2年間の学生生活をスタートさせました。

県立農業大学校にはこの春、2つの学科にあわせて26人が入学しました。式では藤田義明校長が入学を許可したあと、「産地の課題を把握した上で解決に取り組み、失敗を恐れずチャレンジしてください」と激励の言葉を送りました。

これに対し、新入生を代表して総合農産科の島田麻衣花さんが「地域で期待される農業の担い手となるよう努力します」と決意を表明しました。

(新入生)「ピーマンの研究などを頑張りたいです」「スイカについての専門知識などを習得したい」「お米や野菜、高校で学んだサフランなどを栽培する農家になりたい」

新入生は来週火曜日に講義と実習をスタートさせ、2年間で農業分野における広い知識と最新の技術を学びます。