大分県中津市耶馬渓町で6人が亡くなった山崩れから7年となり、現地で慰霊祭が行われ、関係者が防災への誓いを新たにしました。

中津市耶馬渓町金吉では2018年4月11日、山の斜面が高さ220メートル幅160メートルにわたって崩落し、住民6人が亡くなりました。

これを受け、市は4月11日を「防災を考える日」として啓発活動に取り組んでいます。山崩れから7年となった11日、現地で慰霊祭が行われ、参列した遺族や市の関係者およそ30人が慰霊碑に花を手向け、防災への誓いを新たにしました。

(中津市・前田良猛副市長)「このことは中津市にとって絶対忘れることのできない日だと思っています。これからも市民の方と一緒にそれを引き継いでいきたい」

市は住んでいる地域の地形や避難場所などを理解して、災害に備えてほしいと呼びかけています。