地元の人も知らない!?日本で福島県にしかない道とは

続いては、橋本さんオススメの地元の道巡り。

(道マニア・橋本貴志さん)
「高側道も好きですけど、同じくらい好きな福島の県道に行きたい。福島は、珍しい県道だけじゃなくいろんなジャンルの道が楽しめる」

訪れたのは、西会津町(にしあいづまち)を走る県道341号「別舟渡線(わかれふなとせん)」。車が通れない不通区間が存在し、代わりに一部バイパスが造られており、その道の先には貴重なものがあると言います。

(道マニア・橋本貴志さん)
「福島県道の特徴である六角形の標識が、路線番号と路線名が2枚重なっている」

一般的な県道標識は、路線番号とその下に路線名が書かれた補助標識が付いていますが、福島県では補助標識も六角形(ヘキサゴン)になっており、道マニア界ではこれを“フルスペックヘキサ”と呼んでいるそう。これは福島県でしか見ることができないと橋本さんは言います。

そして最後に訪れたのは、新潟県新発田市(しばたし)から福島県会津若松(あいづわかまつ)までを結ぶ「会津街道」。新潟県と福島県の県境にある鳥井峠を越える街道が、旧国道として残っています。

国道49号ができたことで旧道になった、その道にあるのは…