ガソリン販売価格の事前調整疑惑について、県石油商業組合は11日午後に県に再調査の報告を行います。

この問題は、長野市にある県石油商業組合に加入しているガソリンスタンドが価格を事前に調整していた疑いが今年2月に持ち上がったもので、SBCの取材でも複数の関係者が事実を認めています。

組合は県に対して、2月28日に、「事実は確認できなかった」とする報告を行いましたが、阿部知事が「これが報告か」と不十分な調査に対して、怒りと疑問を呈し、再調査を求めていました。

組合は、副理事長と専務理事が午後3時から県に改めて報告を行います。

この問題をめぐっては、公正取引委員会もカルテルの疑いで調査を行っています。