スタントマンが体を張って交通事故を再現。富山県魚津市の中学生が事故の怖さや交通ルールの大切さを学びました。

スタント「ドカーン」

これは、自転車に乗る機会が多い中学生に自転車事故の怖さを知ってもらおうとJA共済連富山やJAうおづ、県警などが企画したものです。

10日は魚津市立東部中学校の全校生徒およそ400人が参加しました。

交通安全教室では、スタントマンが、見通しの悪い交差点での自転車同士の衝突事故や、2人乗りや逆走、ヘルメットをきちんと被らないなど自転車ルールを守らなかった場合の事故などを実演。

生徒たちは衝撃を目の当たりにし、交通事故の恐ろしさを学んでいました。

参加した生徒
「ちょっとしたルール違反ですごく大きい事故になる場面がすごく印象に残りました」
参加した生徒
「いつも通る道とか、通学路でもいつどんなふうに誰と事故が起きるかわかんないので、交通ルールを絶対守るべきだなと思いました」

県警によりますと、去年1年間に県内で起きた自転車事故は209件で、交通事故でけがをした中学生は21人。このうち6人がヘルメットを着用していなかったということです。

県警は、ヘルメットの着用や交通ルールの順守を呼びかけています。