定時制や通信制高校に通う生徒の体験発表会が大分市で行われ、いじめや不登校といった辛い経験を乗り越え、夢に向かう姿が生き生きと語られました。

この体験発表会は定時制・通信制高校に通う生徒が学校生活を通じて学んだことなどを発表する場として毎年実施されています。

21日は各校の代表5人が壇上に立ち、いじめや不登校の経験を乗り越えたきっかけや将来の夢などについて語りました。

発表の内容と伝え方で審査が行われ、声のコンプレックスに打ち勝ち声優への夢を語った爽風館高校定時制の大本瑠華さんが最優秀賞に選ばれました。

(爽風館高校・大本瑠華さん)「過去の私のように暗がりにいる人や勇気を持ちたい人へこの声を言葉を届けたい。そのために私は声優になるのだ」

最優秀となった大本さんは11月東京で開催される全国大会に出場します。