3月に行われた石川県能登町の町長選挙で、初当選を果たした吉田義法町長が10日初登庁し、町の復旧・復興に向けてスピード感を持って取り組むと誓いました。

吉田町長は10日午前8時半ごろに町役場に入ると、職員に拍手で出迎えられ、花束を受け取りました。

吉田町長は任期満了に伴い行われた3月23日の能登町長選挙で4842票を獲得し、現職らを破って初当選しました。

地震からの復旧・復興について、吉田町長は「町民の皆さんは復旧復興に時間がかかることをわかっている。どのくらい待てばいいのかが問題で、もどかしい思いをしていると思う。具体的にどのくらいの期間を要するのか示していきたい」と述べました。

このあと吉田町長は職員らに「復旧復興は始まったばかり。効率を重視しスピード感を持って取り組んでください」と訓示しました。

吉田町長の任期は10日から4年間です。