事件の捜査官を育成する「刑事学校」の開始式が大分県庁で行われ、若手警察官4人の研修がスタートしました。
9日、県庁で行われた捜査の基礎を学ぶ「刑事学校」の開始式には、25歳から30歳までの若手警察官4人が参加しました。

この制度は県警が全国に先駆けて1983年に始めて、これまでに242人が卒業し、近年では増加しているサイバー犯罪に対応する研修も始まっています。
式では、幡野徹本部長が訓示したあと、研修生を代表して岩崎建史朗さんが決意の言葉を述べました。
(県警本部刑事企画課・岩崎建史朗巡査長)「刑事研修訓である自学自立のもと、県民から信頼される捜査官を目指し、たゆみない努力を重ねることを誓います」
研修生は、今後1年間で実際の事件現場などで研修を重ねて、捜査技法や法学を学ぶということです。