長野県山ノ内町のサービス付き高齢者住宅が突然サービスを中止し、入居者や関係者が対応に追われています。

問題が起きたのは、山ノ内町のサービス付き高齢者住宅「メディカル志賀」で、今月4日、施設内で訪問介護などのサービスを提供していた岡谷市の業者が、利用者や職員に対し、突然、破産を伝えました。

メディカル志賀には、およそ70戸が入居し、27人が訪問介護のサービスを受けていました。

破産によって、入居者はサービスが受けられなくなったほか、職員も解雇されたということです。

訪問介護などのサービスは、ほかの施設で一時的に対応していますが、今後の対応は決まっていません。

県は「事業の引き継ぎをせずに破産したことに驚いている。入居者らへの問題が起きないよう事業者に今後の対応を確認している」としています。