見たことのないオフィス空間 

大きく変わることから当初は不安の声もあったというフリーアドレス。しかし、これに以前から取り組んできた先進的な企業を見に行くと、さらに驚きの光景が。ここはゼネコン大手の清水建設・名古屋支店です。

(大石)
「すごいですね。このフロアと上のフロアが吹き抜けになっています。開放感ありますね。こちらには壁一面にモニターがあり、いろいろな映像が映し出されています」

清水建設がフリーアドレスに取り組み始めたのは実に約40年前(1987年)。もちろん国内初でした。去年7月に移転した名古屋支店はその最先端の事例です。2つに分かれたフロアには社員約400人がそれぞれ好きな場所で仕事をしています。

(大石)「隣に座る人はいつも違う?」
(社員)「違います。隣がどなたになるか楽しかったり、業務でもいつもとは違う情報が入ってきたり」

さらに業務はこんな場所でも。

(清水建設 関西支店 嶋田将吾 副支店長)「打ち合わせをここでしたりします」
(大石)「眺めがいいですね。名古屋駅の高層ビルを目の前に」

名古屋城も見える屋上もオフィスになっています。

(清水建設 関西支店 嶋田将吾 副支店長)
「外でディスカッションするといろんなアイデアが出てくる」

フリーアドレスだとどこに居るのかわからなくなりそうですが…