6日に長崎県壱岐沖でおきた医療搬送用ヘリコプターの事故を受けて、長崎県は事故機と同じ機種のドクターヘリの運航を休止し安全点検を行うことを決めました。

運航を休止するのは、県が国立病院機構長崎医療センターを拠点に運用を委託しているドクターヘリ1機です。

この機体について、県は2006年の初フライト以降事故は起きていないとしていますが、壱岐沖で事故を起こした医療搬送用ヘリと同じ機種であることを受け、安全点検や試験運航を行うため8日ドクターヘリの一時休止を決めました。

運航休止中にドクターヘリの要請があった場合は、県の防災ヘリや佐賀県のドクターヘリに依頼し、救急医療体制に支障が生じないよう努めるとしています。安全点検後、今月11日に運航を再開する予定です。