盛岡市は8日、市内2つの高齢者施設で感染性胃腸炎の集団発生があったと発表しました。利用者と職員の計30人に症状がありましたが、いずれも回復または回復傾向にあるということです。
市によりますと、利用者と職員あわせて150人以上が在籍する市内の高齢者施設で3月20日から4月2日にかけて、利用者・職員各6人の計12人に嘔吐や下痢などの症状が確認されました。
検査の結果、症状のあった6人からノロウイルスが検出されました。
また、利用者と職員あわせて50人以上が在籍する高齢者施設でも、3月27日から4月2日にかけて、利用者12人と職員6人の計18人に嘔吐や下痢などの症状が確認されました。
症状のあった8人からはノロウイルスが検出されました。いずれの施設とも症状のある人は回復または回復傾向にあるということです。