8日、東村の宮城海岸で発見されたのは、毒を持つクラゲの一種で海の危険生物といわれる「カツオノカンムリ」です。専門家によると詳しい毒性は解明されていませんが、何度も刺されるとアナフィラキシーショックを起こす危険性があるということです。

▼第一発見者「なにか(砂浜を)青くしていると思って浜を見たら、これがいっぱい流れ着いていた。これ危ない、と」

東村役場建設環境課 安藤佑真さん「毎年、海水浴シーズンになるとハブクラゲを含めた海の危険生物への注意喚起を村のHPで行っているので、同様の形で注意喚起を行っていきたい」

カツオノカンムリは、たとえ干からびていても毒が残っているため専門家は、見つけても絶対に触れないよう注意を呼び掛けています。専門家によると、カツオノカンムリに触れてしまった場合は、海水で洗い流すようにして触手を取り除く必要があります。

ハブクラゲの対処法では酢をかけますが、カツオノエボシ・カツオノカンムリの触手に酢をかけると、かえって刺激を与え、刺胞を発射させてしまうので注意が必要です。