本格的な行楽シーズンを迎え宮城県丸森町では、屋形船に乗りながら景色を満喫できる阿武隈ライン舟下りの安全祈願祭が行われました。

宮城県丸森町にある阿武隈ライン舟下りの発着場では、8日に町の関係者など30人が参加し、今シーズンの安全を祈願しました。

阿武隈ライン舟下りは、町を流れる阿武隈川の往復11キロのコースで約70分間の周遊を楽しむことができます。

参加者は、屋形船に乗り込み弁当を食べながら見頃を迎えた川沿いのサクラやユキヤナギなどを見て楽しみました。

山形県から参加した人:
「景色もゆっくりとした形でいい時間だなと感じます。穏やかな気持ちになります」

仙台から参加した人:
「水の音だったり鳥の鳴き声だけが聞こえるような環境で心安らぐ時間でした」

丸森町観光物産振興公社 横山博昭理事長:
「四季折々の色んな景色を堪能していただければなと、ぜひ、お出でいただきたい」

阿武隈ライン舟下りでは、これからの季節、菜の花やフジの花などを楽しむことができるということです。

運航する会社は、今シーズン4000人の利用を目標にしています。