岡山県の天然記念物にも指定されている真庭市の一本桜、醍醐桜が見ごろを迎えています。多くの人が花見を楽しむ中、一生の思い出にしようと、県外から訪れたカップルの姿もありました。

可憐なピンクの花びらが朝日を浴び輝きます。

真庭市別所の小高い丘に凛とそびえ立つ醍醐桜です。推定樹齢は1000年とも言われていて、高さ18メートルの巨木には無数の花が咲き乱れ、訪れた人々を包み込むかのようです。

(訪れた人)
「これを見るために朝3時ぐらいに起きて…ちょうど朝日が当たるいい時間に来られて本当によかったです」
「こんなに豪快なのはないですよ、岡山県の誇りです」

後醍醐天皇が美しさをたたえたことからその名が付いたとされています。大阪からはるばる結婚写真の撮影に来たカップルの姿も。

(大阪から来たカップル)
「こんな圧巻の桜はなかなか見れないので一生の思い出かなと」

ーお嫁さんと桜どっちがきれいですか?

(大阪から来たカップル)
「いやそれはもう…僅差でお嫁さん」

醍醐桜の見ごろは今週いっぱいまで。開花の期間中はライトアップも行われています。