五島市消防本部によりますと、7日午前に発生した林野火災は8日午前8時に鎮圧状態になったということです。
長崎県災害警戒本部と五島市消防本部によりますと、8日午前6時半過ぎから自衛隊が空からの散水を再開し、午前8時までに9回散水を実施。
午前8時の鎮圧確認を受けて、消防隊員が3方向から山に入り、鎮火判断のため山肌の熱などを確認しているということです。
県知事を通した五島市からの要請で、長崎市、佐世保市、県央の3消防本部などから計7台25人も現地に入っており、現地五島市の消防と共に活動を続けています。
また長崎県の大石知事は8日午前9時頃、火災現場の視察のため五島市に入りました。
原因について五島市消防本部は、「何かを燃やしていた火が山に広がった」とみており、鎮火確認を待って本格的に原因調査を開始する方針です。