トランプ大統領が打ち出した相互関税の余波で世界的な株安が進んでいることを受け、金融機関も対応に追われています。

伊予銀行は、顧客からの問い合わせに対応するため、営業担当者向けの説明会を開催しました。

7日の説明会は顧客に説明する機会が多い営業担当者向けで、株式市場に詳しい行内の証券アドバイザーが、想定以上の高い関税と先行きの不透明感が世界的株安につながったことなどを説明しました。

本店営業部の行員
「わたしたち銀行員がお客様に対して、まず落ち着いて、なぜこういった動きをしたのかという理由を整理してお伝えする」

伊予銀行の担当者によりますと、株安について顧客から問い合わせが相次いでいて、今後も営業担当者が顧客に統一感を持って対応できるよう、株式市場の動向をみながら社内の説明会を実施する予定です。

また、愛媛銀行も全ての営業店で平日の営業時間中、中小企業や自営業者などから、窓口と電話での相談に対応するということです。