清明祭(シーミー)の季節を迎えた県内ではこの週末、各地で親族がそろって墓参りをする様子が見られ、なかには200人が参加した大規模なシーミーもありました。

シーミーに来た人「きょうはゆかる日まさる日、先祖のみなさんシーミーを行います」

親族一堂が墓前に集まって先祖を供養し、子孫の加護を祈る清明祭。清明節に入り最初の日曜日となったきのう西原町我謝では、1607年に中国の福建省から琉球に移り住んだ「阮國」の子孫一族、「阮氏」のシーミーが執り行われました。

集まった親族はなんと200人。家系図を辿りながら一族のルーツを確かめる姿もありました。
女の子「ここにいる人みんなが親戚と聞いてびっくりしました」

女性「門中のみんながいつまでも団結してこんな風に集まってくれたらありがたい」

▼沖縄阮氏我華会 神村光二 会長「先祖の温かい見守りに対してお礼申し上げますと方言で伝えた。今後も先祖を敬いシーミーをちゃんとやれる会にしたいと思っています」

これから来月の大型連休の頃まで、県内各地の墓ではこうした光景が見られそうです。