少子化が進み、山梨県内の公立小学校の2割を超える39の小学校が、新入生は10人以下となっています。
このうち早川北小学校で2年ぶりに入学式が行われ、1人の新入生を児童たちが歓迎しました。

児童会長のお姉さんと一緒に入場したのは新1年生の上原朗手(さえで)さんです。早川北小に新入生が入学したのは2年ぶりです。
入学式では芦澤稔也校長が「早く小学校に慣れて早川北小学校を大好きになってください」とあいさつし、5人の在校生が合唱や呼びかけをして新入生を迎えました。
在校生:
「きょうから早川北小学校の1年生です。仲良く遊びましょう」

早川北小 新入生 上原朗手さん:
「1年生になれてうれしい」
ー学校でどんなことを頑張る?
「べんきょう」

早川町の奈良田地区に住む上原さんは、およそ30分かけてスクールバスで通い、体育や音楽などの授業はほかの学年と一緒に取り組みます。
少子化の影響で県内公立の小学校は全体の2割以上の39校が、新入生は10人以下で早川北小を含めた3校が新入生は1人ということです。