シャウフェレと松山、因縁の2人
世界ランク3位のザンダー・シャウフェレ(31、アメリカ)も優勝候補の一人だ。

松山が優勝した2021年のマスターズ。決勝ラウンドの2日間を松山と過ごしたのがシャウフェレだった。2人は激しい優勝争いを演じ、松山は、2位と1打差、3位タイのシャウフェレとは3打差で、マスターズを初制覇した。
その4か月後の東京五輪で、2人は再び火花を散らした。男子ゴルフは3日目を終えて、14アンダーのシャウフェレがトップ。1打差の13アンダーで松山が2位に着け、最終日最終組で2人は同組となった。
前半だけで4バーディを奪い、松山に最大5打差をつけたシャウフェレ。後半に入り一時1打差まで詰め寄られたが、17番でバーディを奪い18アンダーで金メダルに輝いた。松山はメダルには届かず、15アンダーの4位に終わった。