北アルプス南岳で5日に発見された遺体は、3月に登山中に滑落した大阪の51歳男性と身元が確認されました。

行方が分からなくなっていたのは、大阪市城東区の51歳の男性で、3月29日から知り合いの女性と2人で北アルプスに入山し30日に下山予定でした。

しかし、男性は標高およそ3000メートルの南岳付近で滑落し、3月30日午前10時ごろ、スマートフォンの緊急通報システムを使って救助を要請していました。

県警のヘリが捜索していたところ、5日午前11時ごろ、南岳の標高およそ2600メートルの斜面で遺体を発見し、その後、行方不明になっていた男性と身元が確認されました。

一緒に登山していた女性は無事に下山したということです。