中居氏の性暴力をめぐる問題で、当時、フジテレビの専務だった関西テレビの大多社長が辞任しました。

関テレ社長が辞任「とにかく謝りたい」

元フジテレビ専務 関西テレビ 大多亮社長（4日）
「本日付で関西テレビの社長を辞任いたしました」

辞任した関西テレビの大多亮社長は中居正広氏と元フジテレビアナウンサーAさんをめぐる一連の問題が起きたとき、フジテレビの専務でした。

大多氏は中居氏の番組継続を決めた人物の1人。当時、番組の終了が憶測を呼び「Aさんを刺激するのでは」との議論があったということですが、第三者委員会からは、一連の対応を厳しく批判されています。

大多社長
「自分たちはこれでいい、良かれと思ってやっていたことが、彼女にとっては全然違っていたとの指摘は本当に情けない。そういう発想になかったことが僕は一番大きな反省点だと思っています」

大多氏は当時も専門家と対応したが、別分野の専門家などもいれば、Aさんに違う寄り添い方ができたのではと反省を口にしました。

大多社長
「私がまず何よりも謝りたいのは、女性Aさんに対してです。Aさんの心情に寄り添うことができず、彼女を苦しめてしまったことは、本当にお詫びしたいと思います」

「会っていただけるかどうかわからないが、今みたいな自分たちの対応が傷つけていたわけですから、とにかく謝りたいです」