去年、山口県光市で発生した強盗予備事件で、強盗の実行犯に使わせる目的で乗用車を盗んだ男に、実刑判決が言い渡されました。



強盗予備と窃盗などの罪で判決を受けたのは、住居不定・無職の男です。

判決によりますと、男は去年10月、すでに実刑判決を受けている男ら2人と共謀。

光市の路上に止めてあった乗用車を、強盗の実行役3人に使わせる目的で盗むなどしました。

山口地裁で行われた判決公判で安達拓裁判官は「金欲しさに犯行に加わり、知人に依頼して強盗の実行役を集めさせた。自らナンバープレートを盗み、グループで重要な役割を果たしている」として、懲役2年4か月の実刑判決を言い渡しました。

求刑は、懲役3年6か月でした。